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noma アロイーズ展

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photo:かわらミュージアム近辺/昔工場だったとこ?

土曜日、ボーダレスアートミュージアムへ。
まずは近江八幡は「かわらミュージアム」でトークショーを聞く。
「アール・ブリュットと錬金術、そして密教の世界へ」というテーマ。
アールブリュットの作家が絵を描く事で得ようとする
「精神世界の再構築」と「完全な精神の自由」を得ようとする密教には
共通点があるのではないか?という内容。
密教や曼荼羅を研究する正木先生と、
nomaのアートディレクター、工藤氏&
アロイーズの医師であるジャクリーヌ氏によるトークショー。
曼荼羅の世界観や、五色の意味合い
日本における仏教は実はほとんどが密教という事実、
見た事の無い曼荼羅の絵たち。
とっても興味深かったです。
その中でもマンダラ塗り絵のスライドショーが面白かったです。
様々な人がトライしたマンダラ塗り絵。
色合いや塗り方で、箱庭療法のように精神状態がわかるというもの。
いろんな人がいるんだなぁとしみじみ思う。
ちゃっかり曼荼羅塗り絵の本を買って帰る。

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トークショーの後、近江八幡のお堀をぶらぶら。
短大時代のO先生に出会う。好きだった先生なので思い切って声をかけた。
覚えてもらっては無いと思うけど、あえて嬉しい気持ちになる。

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お堀のちかくに素敵なカフェを発見。
ちょっと中をのぞいてみる。「天籟宮-tenlaikyu」という店だそう。
アートな感じが素敵です。この写真にうつっている動物たちも
実はnomaで展示されていたもの。


トークショーを後に、nomaへ向かう。
アロイーズの作品の、あふれるような、情熱的な色使いに、心が打ち抜かれる。
わからない愛の物語が、激しい筆圧で塗りたくられている。
それとは対照的に、青い目の豊満な女性たちの魂の無い表情も印象的。
ボーダレスアートミュージアムno-ma http://www.no-ma.jp/

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2009.02.09 | Comments(0) | 美術館

ボーダレスアートギャラリーNO-MA

noma


土曜日、お仕事でお世話になっている、ボーダレスアートギャラリーNOMAへ初めて行ってきました。NO-MAは、滋賀県、近江八幡市にある、障がい者の人たちがつくる作品を主に企画展示されています。
町家づくりの町並みがつづく永原町通りを歩いていくと、他の家たちと一緒に静かにとたたずんでいるギャラリーがあります。
http://www.no-ma.jp/
今日見に来た展覧会は「うごめくこころ/大船真言西川智之

古く歴史ある町家をリノベーションしたギャラリーは、あたたかい、家のような空間。
そこに突如現れる巨大なエネルギー。水が溢れてくるような、押さえられない何かが形になった作品たち。http://no-ma.jp/exhibition/dt_10.html

ギャラリーのスタッフの方とお話することができました。
ここに作品を提供してくれる人たちは、短い時間にとりつかれたように集中して作品をいっきに仕上げ、うまくいかないときは全然できない、すぐあきてしまう、といった内容の事をうかがいました。つまり欲求があるから作るのであって、作りたくないときは作らない、ごくごく自然な姿勢で制作しているようです。

works.jpg

彼らは、アートしなくちゃ、とか、いい作品つくらなくちゃとかそういう低い目的達成ではなく、生活の営みの一部としている感じがしました。
だから作品もとってものびのびしている気がしました。
よくわからないけど、癒されるような気もしました。

というわけで、なかなかおもしろい展覧会でした。

次の企画展もぜひ見に行こうと思います。
よかったら一緒に行きませんか?

nomaの近所はとても魅力的なまちなみです。
最近はさまざまなイベントも催されています。


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2006.05.22 | Comments(4) | Trackback(0) | 美術館

IKSM展(7人展)

iksm_01.jpg

友達のグループ展が始まります。
京都芸術短期大学の洋画コースで同じだった友達の。
私は短大を卒業し、即社会(一応)に出て、
彼女は愛知県立芸術大学に進学。院まで卒業した。
そんな彼女と彼女の友達による展覧会だ。
11月15日から11月20日まで、名古屋市民ギャラリーで開催されます。
彼女を知っている友達で名古屋近くに行く予定のある人は
是非行ってくださいね!

名古屋市民ギャラリー矢田へのアクセスはこちら
ちなみにIKSM展とはイカスミの略で、なんでイカスミなのかというと
その7人でイカスミスパゲッティを食べたからだそうだ。。。


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2005.11.04 | Comments(0) | Trackback(0) | 美術館

ホルスト・ヤンセン展 @梅田大丸

2005年10月13日
大阪は梅田の大丸に、「ホルスト・ヤンセン展」を見に行った。
素敵な友達に、ご招待券をいただいたのです。

北斎を師と仰いでいたらしく、素描など、すごく力強く
同時に繊細。そして危険。
作品はだいぶヤバかったです。
作品というより、ヤンセンもだいぶヤバい人なんでないかい?
なんか色々問題もおこしてたみたいだし、
と思いながら自画像なんかを見てました。

けど版画のテクニックのすごさと、
それによってのみかもしだされる狂気みたいなものを
私でも感じることができました。
こえ~。作品見て「こえ~」と思ったのは久しぶりです。

自画像といえば、私はレンブラントや鴨居令なんかを思い出しますが
今回のが一番強烈でした。
鉛筆画の作品とかは特に技術的に感動します。

今週末で終わるので、まだの方は是非!
ホルスト・ヤンセン展 詳細

2005.10.15 | Comments(0) | Trackback(1) | 美術館

青木克憲XX展@dddギャラリー

dddギャラリー

2005月10月13日
はじめてdddギャラリーへ行った。
そして、はじめて青木克憲さんの作品を生で見た。
私がすごく尊敬するアートディレクターでありグラフィックデザイナーである。
中を入ると、
うわさのキャラクターが集結している。
カミロボ、コペット、東ハト・モビなどなど。
このお方は、バタフライ・ストローク・株式會社という会社を立ち上げた人で
なんか新しいデザインのビジネスを築こうとしているらしい。
キャラクターで。


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2005.10.15 | Comments(0) | Trackback(0) | 美術館

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